脂のノリのピークを逃すな!旬のイワシのさばき方と見分け方
「入梅いわし」という言葉を聞いたことはありますか?
梅雨に入る6月のこの時期、産卵を終えたイワシは丸々と肥えて脂がのり、1年で1番美味しくなるんです!
今回の特集は、このイワシのさばき方、見分け方に加え、お魚屋さんがオススメする旬の海産物をご紹介いたします。
イワシのさばき方
今回、魚辰水産の後藤さんが披露してくださるのは「イワシの手開き」です。
実は手開きは包丁を使うよりも、圧倒的に小骨が身に残りにくいんだとか。小骨って刺さると痛いし、とるのも面倒ですよね。そういった部分がすべて解決できるんです!
ちなみに、たっぷり脂がのった旬のイワシはどうやったら美味しくいただけるんでしょうか?
「煮る、焼く、天ぷら、フライ、たたき風、つみれ、マリネ、何でも美味しいよ!」と後藤さん。
つみれのつなぎには味噌をつかい、ネギや昆布などを入れてみても美味しくいただけるそうです。
そして、調理師免許もお持ちの後藤さんの一番のオススメはイワシのマリネ。マリネといえば、オリーブオイルであえるのをイメージしますが、ここではそれは使いません!
代わりに使うのはなんと“白ごま油”。普通のごま油とは違い焙煎していないもので、今美容に良いと注目のアイテムです。
イワシは頭の働きを良くすると言われている“DHA”も豊富なので、ぜひ一緒にお試しくださいね。
イワシの見分け方と、旬のお魚
次に、石岡商店の石岡さんに、美味しいイワシの見分け方について伺いました。
ポイントは、
① 色艶のいいもの
(きれいな青色をしているもの)
② 目が澄んでいる
③ 丸々と太っている
だそうです。具体的にはどんなイワシかというと・・・
おぉ~!!まさにおっしゃる通りですね。
その他にも、今が旬のお魚は
かつおや
寿司ネタでおなじみのトリ貝があります。ちなみに、トリ貝は船橋漁港で多く水揚げされる船橋の名物だそう!
以上、船橋の旬の海産物をお届けしました。
まだまだご紹介しきれないお魚や貝もたくさんあります。ぜひ直接、市場で探してみてくださいね!
イワシのシーズンは5月から9月末までですが、脂のノリは今が一番!ぜひお見逃しなく!!
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