プロが教える!「魚のさばき方教室」が船橋市場主催で開催
市場といえば新鮮なお魚が手に入る場所! 一般の方にも対応してくれるお店があります。でも、買った魚を“美味しく”食べるには、調理方法を知らなければなりませんよね。
そこでぜひ参加をオススメしたいのが、「魚のさばき方教室」。
船橋市場のお魚のプロ・水産仲卸業者の方を講師に、正しい魚のさばき方を実践しながら学べる教室です。今回はそんな「魚のさばき方教室」の様子をご紹介いたします。
倍率2倍! 第一回目から大人気の教室
2017年3月23日(木)、第一回目の教室が開催されました。
定員15名のところに、多くの応募が集まり参加者は抽選で決定。その倍率は2倍にものぼりました。
なんと言っても魅力的なのは参加費(材料費込)1,000円という参加費の安さ。ちょっとした興味からでも気軽に参加できるのがいいですよね。
また、さばき方を教えてくれるのは市場の水産仲卸業者さん。毎日魚をさばいている「魚のプロ」から学べるので、すぐに生かせる技術が身につきます。
食べるのが好きで、料理ができるように、定年後に台所に入りたい、など参加理由は様々
今回参加した皆さんに、参加理由を聞いてみると
- 魚を食べるのが好きで、自分でもさばけるようになりたかった
- テレビで見るだけじゃなく、実際の様子を見たかった
- 定年後に自分も台所に入りたかった
など、本当にさまざま。
料理はできるけど、スーパーマーケットなどでは切り身の状態で購入できるので、「魚のさばき方」を知るきっかけがあまり無かったという方も。
船橋には新鮮な魚を買える場所(船橋市場)やイベント(船橋漁港の朝市など)が多いので、さばき方を知るだけでも、ぐっと料理が楽しくなりそうですね。
まずは講師の方が実演、続いて参加者が実践します
さて、ここからは実際の教室の様子をお届けします。
今回の講師は水産仲卸業者の深川商店・石津さん。さっそく講師の実演から教室スタートです!
今回実践するのはアジの三枚おろし。いきなりさばき始めるのではなく、包丁の特性紹介や魚の骨の配置など丁寧な解説から。
「包丁の刃がひっかかったりするのは、骨に当ててしまっているから。いったん引き返しましょう。」
「お魚の身割れを防ぐために、刃は頭のほうから入れましょう」
など、ただ手順を伝えるだけでなく、「なぜそうなのか」を詳しく解説してもらえるので覚えやすい!
さすが、講師の石津さんの華麗な手さばき。
先生いわく、「包丁の刃を半分以上使っているのが、上手にさばけている証拠」なんだそうですよ。
なぜなのか、詳しくは「魚のさばき方」教室に参加して聞いてみてください。
実演を見た後は、参加者も自分の手で魚をさばいていきます。
参加者同士で教えあったり、先生が横について手取り足取り教えてくれたり。
実際に自分の作業が始まるととたんに教室がにぎやかになってきました。
「先生、こっちもお願いします!」「次はこっちで!」
と、あちこちで先生を呼ぶ声も。
せっかく参加したのだからどんどん手をあげて教えてもらおう、とみなさん積極的でした。
今回の教室では、ただ魚をおろすだけでなく、実際の料理を想定した内容になっています。(刺身・たたき・酢〆めetc.)
以下は参加者の方の盛り付け。もちろん美味しくいただくことが目的ですので、ここまで学べるのはうれしいですね。
船橋市場では「魚のさばき方教室」を今後も定期的に開催予定です。
安く、本格的な技を学べるこの機会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。