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こだわりの海苔とお茶、伝統の味を守り抜く「船福」

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  • 投稿日:2018年11月05日

いつの間にか季節は秋真っ盛り。今年もあと二か月になりました。
忙しい日々を過ごしている方へ、パリッと香り豊かな海苔を巻いたおにぎりとあったかいお茶を飲んでホッと一息つきませんか?

今回は海苔とお茶を取り扱う「船福」さんのご紹介です。船福は船橋市場の正門から入った左側にある関連事業者店舗棟にあるお店。店長の篠田和男さんにお話をうかがいました。

あなたの知らない、奥深い海苔の世界

店長の篠田和男さん

船福の店頭には海苔やお茶、乾物がずらりと並んでいます。普段スーパーで海苔を購入している人にとってはどんなものを選べばよいのか迷ってしまうかもしれませんね。

海苔には「等級」があります。
「等級が高い海苔は、やはり多くの人が『美味しい』と感じますよ」とおっしゃる篠田さん。これを機に食べ比べしても面白いかもしれません。

地元のものを!と考える人は「産地」をチェックしましょう。
船福では「江戸前千葉海苔」をメインに取り扱っています。船橋をはじめ、行徳、富津、木更津などの千葉県産の海苔で作られた江戸前千葉海苔は、豊かな香りとほんのりとした甘みが特徴。

オリジナル商品”讃晩瀬” お土産にも最適です

船橋の地名から名づけられた海苔も人気です。
「船の橋」は手土産にもお勧め! 「讃晩瀬(さんばんせ)」は、朝食のイメージが強い海苔ですが朝だけでなく晩にも食べて欲しい、という願いを込めて篠田さんが命名しました。
船福の海苔は評判が良く、メディアにも取り上げられたことも! 海苔好きの方は一度は試してほしい、質の良い海苔ばかり並んでいます。

同じ産地の焼き海苔でも、味も価格も違います

海苔には様々な種類があります。
例えば「生海苔」「乾海苔(ほしのり)」「焼き海苔」の違いはご存知でしょうか。
「生海苔」とは、文字通り”生の状態”の海苔のこと。これを板状にして乾燥させたものが「乾海苔」となり、火で軽くあぶってからいただきます。現在一番多いのが「焼き海苔」で、封を開けてからすぐに食べられる手軽さがあります。

ご飯のお供にこんな商品はいかが?

海苔のサイズで基本となる「全型」は、手巻き寿司に使えるような約20センチ角の大きさ。10枚束ねた海苔は「1帖」といい、缶入りや箱入りの商品は「10帖」「5帖」などがあります。

全型の半分のサイズになると「2切」、これはコンビニに売っているおにぎりの海苔サイズです。小さめおにぎりには「3切」でも良いですね。
きざみ海苔の品ぞろえも実に豊富!刻む細さや海苔の品質もそれぞれ違っています。さらに、「青のり」「青粉」「あおさ」もあります。これらも一見同じようですが海藻の種類が全く異なるんですよ。

 

深いつながりのある、海苔と日本人

昔ながらの”茶箱”に海苔を保管

私たちに馴染み深い海苔ですが歴史はとても古く、701年に制定された「大宝律令」にも海苔に関する記述が記されているそうです。海苔が高級品だった時代が長く続きましたが、徐々に庶民にも親しまれるようになり、江戸時代になると養殖されるようになります。
かつては一大産地として名をはせていた千葉県。現在千葉県の海苔生産量は少なくなってきましたが、その価値は高く評価されています。

海苔にはビタミンAやC、カルシウムや鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。そしてある研究では、世界で日本人だけが海苔に含まれる酵素を分解できる腸内細菌を持っているという話もあるそうです!
「これは昔から海苔と共に生きてきた日本人が得た能力みたいなもの。その国で食べているもので、人は出来ているんですね」と篠田さん。
海苔は日本人にとって、切っても切れないような関係なのだと実感しました。

 

急須でお茶を飲むことは、究極のエコ

プロも納得の美味しいお茶

船福ではこだわりのお茶も取り扱っています。
お寿司屋さんのお客さんが多いことから、お湯を注げばすぐに飲める「粉茶」が多いのが特徴的。食通の人も納得の静岡産の美味しいお茶を取り揃えています。

急須で淹れたあったかいお茶、それを味わう時間はとても贅沢です。最近はどこへ行ってもペットボトル入りのお茶を買うことができますが、急須で淹れたお茶は味はもちろん、香りも違います。

プラスチック製のゴミ問題が深刻化している今、茶葉で淹れるお茶はゴミが出ずにエコ。急須はもともと土が原料となっているため、これらはいつか全て土に返ることができるものなのです。
「コーヒーにこだわっている人は多いですよね。同じようにお茶にもこだわりをもって飲んでほしいなと思います。」

海苔とお茶の他に、昆布やかつお節、ひじき、かんぴょうなど和食に必要なものはここで買うことができます。
いつも安いものを買うけれど、おもてなしや年末年始はここで一級品を。そんな使い方もいいかもしれませんね。

 

歴史あるお店『船福』、伝統を受け継いで

何でも聞いてくださいね!

船福さんは、戦前はアサリなどの海産物を獲るなどの商売をしていたそうです。
先代から海苔とお茶を主要商品にし、現在船福本社(直営店)は船橋駅から徒歩5分のところにあります。本店は篠田さんのお兄さんが代表を務められています。

柔和な笑顔に、話好きの篠田さん。海苔やお茶などについて分からないことは何でも教えてくれます。
高級品はもちろん、手軽に買えるお買い得品や専門店ならではの珍しい商品も。まとめて買いたい時や箱詰めなどをお願いしたい時は、事前に連絡するとスムーズに購入できます。
お店は朝5時からお昼13時までオープン。10時~11時位になると市場では閉店するお店も多いため、ぐるっとお買い物した後に立ち寄っても良いですね。早朝よりも落ち着いて商品を見られますよ。

日本の伝統の味、海苔とお茶。その良さを改めて感じられる魅力的な老舗、それが船福さんなのです。

 

今回取材したお店

海苔とお茶 船福

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