市場ならではの海鮮丼!「すし処 ひしの木」
船橋市場の関連事業者店舗棟には、飲食店が並ぶ場所があります。
夜が明ける前からたくさんの人が働き始める市場。その人たちを支えるためにお店は早くから開き、多くはランチタイムまで営業をしています。もちろん一般のお客さまも大歓迎! お買い物をした帰りに、また市場ならではの美味しいお食事をいただきに、市場に訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は船橋市場が誇るお寿司屋さんへ。市場で仕入れた新鮮な魚介類を使った海鮮丼が絶品な「すし処 ひしの木」をご紹介します。
令和6年7月18日更新
昭和レトロを感じることのできる人気店
仕入れ先はもちろん船橋市場。場内の水産物部仲卸店舗売場では、新鮮な海の幸が手に入ります。
営業時間は、7:00(休市日は9:00)から14:00までですが、売り切れ次第終了となります。
定休日は毎週日曜日です。
人気店のため行列ができることもありますので、お時間には余裕をもってお越しください。
人気メニュー「船橋市場丼」「新船橋市場丼」
『ひしの木』と言えばこれ!「船橋市場丼」と「新船橋市場丼(画像)」。8割程度のお客様が注文されます。
「船橋市場丼」のネタは11種類ほど。特にマグロにはこだわっていて「なるべく多く盛って差し上げたい!」と店主。
仕入先の仲卸には、本マグロやインドマグロの中でその日の一番良いモノを納めてもらっているとのこと。日によっては生の本マグロを提供しているときもあるそう。
「新船橋市場丼」は「船橋市場丼」のネタと美味しさはそのままに、さらにアワビ煮とウニが追加された豪華な海鮮丼です。
※画像は調理の一例です(その日の仕入れによって材料は変わります)
また、店主オススメが「日替り丼」とのこと。店主選りすぐりの8種のネタが日替りで提供されます。
ひしの木では多古米を使用しています。千葉県香取郡多古町で生産されているコシヒカリのブランドで、生産量が少なく”幻のお米”とも呼ばれています。海鮮丼やお寿司に合うお米を色々試したところ、甘みが強く冷めても美味しい多古米を使うことに。場内にあるお米屋さんで精米したてのお米を使用しているため、さらに味が良く香りが際立ちます。
ソファー席もある、あたたかい雰囲気のお店
「すし処 ひしの木」店主の菱木さんは、かつて北習志野や習志野で和食店を経営していましたが、ご縁があり船橋市場にお店を構えることになりました。
ひしの木さんの店舗は、以前は喫茶店が入っていたため、カウンター席のほかに寿司屋では珍しいソファー席もあります。壁はレンガ調で、どこか洋風なのも喫茶店の名残です。
お店の外と店内の壁には細かく丁寧にメニューが書かれており、店内のカウンターでは日替わりメニューのネタも確認することができます。金額がはっきり書かれたメニューは”寿司店の敷居の高さ”を感じさせません。カウンター席は一人でも来やすく、女性の方でも気軽に入ることができますよ。
あたたかい雰囲気の店内で豪華な海鮮丼を食べたいときは、「すし処 ひしの木」を訪れてみてはいかがでしょうか。
今回取材したお店
※写真や記事内の価格表記・取扱商品につきましては、令和6年7月の取材時のものです。