年末年始は鰹節にこだわってみませんか?船橋市場の鰹節専門店で
年越し蕎麦の出汁やお雑煮に載せる花かつおなど、年末年始は鰹節の出番が多い季節!
今回は船橋市場の鰹節専門店「大塚商店」の大塚さんに、鰹節の特徴や種類、美味しいタイミングについて伺ってきました。
船橋市場の専門店で手にいれる、こだわりの鰹節
大塚商店で手に入る鰹節のほとんどは鹿児島県枕崎産のもの。
鰹だけでなく鯖(さば)や鰯(いわし)といった削り節もあります。
今店頭でオススメしているのは以下の4種類
- 宗田鰹(鰹節)
- 花かつお(鰹節)
- さば削(けずり節)
- いわし削(けずり節)
宗田鰹は通常の鰹より小さく、お味噌汁の出汁取りなどに使います。出汁をとる場合、あまり量が多いと香りが強く出すぎてしまいます。大塚商店のお母さんオススメは、4~5人前で片手一掴みくらい。
花かつおはご存知のとおり、お雑煮に乗せるのにピッタリ。また、さば削はうどんやお蕎麦の出汁取りに、いわし削は細かくしておにぎりに入れていわゆる「おかか」として使うのにオススメです。
鰹節ができるまで。丁寧な職人技でお手元に
実は鰹節、商品ができるまでに半年近くかかるもの。鰹を煮て、丁寧に骨を抜き、いぶして乾燥させます。その後「かびつけ」という工程を経て天日干しすると、以下のような形に。
これで完成、販売もしているのですが、大塚商店ではお店で削って一般家庭でも使いやすい商品にしています。
削り器は刃の角度をひとつずつ手作業で調整しています。削られた商品が一定の大きさ・うすさになるように、細心の注意を払って行う作業はまさに職人技。
丁寧な削りで薫り高い鰹節をお客様に届けています。
鰹節の美味しいタイミング
鰹節の美味しいタイミングは、なんと言っても削りたての瞬間。風味がよく香りも際立ちます。出汁をとる場合はそこまで気にする必要はないのですが、お料理にそのまま乗せたりして使う場合はできるだけ“新鮮な”ものを使いましょう。
削り器がある家庭なら、使う分だけ削るのがオススメです。
削り器がない場合でも冷蔵庫で保存するなど、しっかりと乾燥させて置いておくのが重要です。
今回取材したお店
店名:有限会社 大塚治平商店
詳細:https://funabashi-ichiba.jp/relation/5097/