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高級珍味や食卓を彩る食材との出会いを楽しめる「松丸水産」

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  • 投稿日:2018年03月05日

船橋市場には、マグロや鮮魚を多く取り扱う「水産物部仲卸店舗売場」があります。
ここで買えるのは魚だけ?いえいえそんなことはありません。
今回は高級珍味などを広く豊富に扱う、「松丸水産」さんにお邪魔しました。

「松丸水産」は水産物部エリアのちょうど中央に位置するお店で、4号通路をまっすぐ歩くとたどり着きます。

上の看板で「第4通路」を探しましょう

 

お客さんの多くは和食料理屋さん、もちろん一般客も大歓迎!

対応してくださったのは松丸水産の松丸博信さん、笑顔が素敵な3代目です。

松丸博信さん

お店は4時には開店、10時頃まで営業をしています。
お客さんは割烹料理店や和食料理店の方がメインで、先代の頃からの常連さんが多いそう。一般のお客さんにも熱心なファンがおり、定期的に訪れる方もいるのだとか。
店内にある様々な商品に目移りしつつも、まずは松丸水産さんの扱う高級珍味を見せていただきました。

 

目を引くのは、見たことのない貴重な珍味!

なかなかお目にかかれない、高級塩辛!

中央の冷凍ケースで見つけたのは珍しい塩辛!
「このわた」はご存知ですか?
なまこの腸の塩辛で、独特の香りと食感があり一度は口にしたい珍味の一つ。「ウニ」と「からすみ」と共に日本三大珍味として知られている貴重品です。「このわた」とホヤを和えた「莫久来(ばくらい)」や鯛の塩辛「鯛わた汐辛」もありました。

三大珍味のもう一つ、「からすみ」も扱っています。
金のパッケージが目を引く「本からすみ」は、押さえておきたい高級珍味。濃厚で、どこかチーズのような、ウニのような、そんな癖のある味わい。薄くスライスして食べたり、最近はパスタにあえて食べる方法も主流になっていますよね。

ちなみに、本来からすみはボラの卵巣を塩漬けし乾燥させたものですが、高価であるためサワラやタラなどで代用されることもあります。区別をするため、ボラの卵巣の方を「本からすみ」と呼ぶのです。
でもなかなか「本からすみ」には手を出せない、そんな方には雰囲気だけでもからすみを楽しむことができます。
鶏の卵、タラの卵、鮫の卵で作られたからすみを再現した商品「唐千寿」です。
お手頃価格で600円!高級ではない珍味だってあるんですよ。

本からすみは濃厚ですよ~

それから松丸水産さんの目玉商品の一つ、「子持ち昆布」。
お店の通路側の目立つ位置に置かれ、量り売りで販売しています。子持ち昆布に付着している卵はニシンの卵。
びっしり付いた卵の量に、ビックリ!!子持ち昆布は、厚い方が値段が高め、薄いと安くなります。
食べ方は、1時間程水につけて塩抜きをしたらたれに漬け込むか、シンプルにめんつゆをかけて食べるのもおススメだそう。プチプチ、コリコリとした食感が楽しめて、祝肴としても最適です。

卵がびっしり!厚みによって値段が違います

 

桜色に染まる、春を感じる食材たち

仕入れは、季節感を出すよう心がけているという博信さん。

「見栄えが良く香りも重要。もちろん美味しいことは大前提です。品質を含めた良し悪しを見抜くのは経験をもとにしたカン。でも時々は失敗することもあります(笑)」

この時期店内に並んだ商品は淡いカラフルなものが多く、一足早い春を感じさせるものばかりです!

春らしさを感じます

一押し商品は桜餅。「割烹桜餅」は、小さなサイズで15個入り。料亭でちょっと添えられている小ぶりサイズの和菓子、実はここで購入したものかもしれませんね。

ご自分で和菓子や桜を使った料理をしたい人には、「桜の塩漬け」もあります。
国産の桜から出来ていてとてもいい香り、外国産の桜の塩漬けはここまで香らないのだそう。
桜の花の塩漬けの「桜花漬」はお祝いの席で桜湯にしたり、おにぎりのトッピングや、すし飯にまぜて桜ご飯にしても。桜餅には欠かせない「桜葉漬」もありますよ。

「生麩」も、春のお祝いごとに使いたい可愛らしいものがいっぱい。解凍した後に食べやすい大きさに切って使うので、とっても簡単です。大容量の商品は一般家庭には買いづらいものもありますが、冷凍ものも多く個別に解凍して使うことも可能。これからのお花見の季節、お弁当に彩り豊かな一品があるだけでも高級感がアップします。

桜花漬

 

歴史を見てきた2代目と、これからのお店をつくる3代目

さわやかな橙酢もありますよ

現在社長である、2代目の松丸信之さんにもお話を伺うことができました。

初代からお店を受け継いだ信之さん、船橋市場が出来る前から珍味を扱うお店を経営していました。
当時の和食料理屋さんは、珍味や前菜、料理に添える甘味も全て職人さんが作るのが普通でした。
ただこれらは作るのに手間がかかり、それだけで人件費がかかってしまう。
そこで、珍味を扱う松丸水産のようなお店から品物を購入すれば、それだけメインの料理に手をかけられる…、そういった背景があり商品を増やして売上が伸びていったのだそう。

「ここで色々買ってくれることは、とても嬉しいことです。
でも近年、職人さんがこういうのを自分で作らなくなってしまったことに寂しさもあります」
長年この世界を見てきた信之さんだからこそ感じること、その複雑な気持ちが伝わってきました。

2代目の信之さん、そして3代目の博信さん。
今は力を合わせてこれからの時代を生き抜くお店を作り上げているのです。

松丸博信さん(左)と松丸信之さん(右)

現在松丸水産では、店頭に並べきれないものも含めて、250~300品目もの商品を取り扱っています。
市場を歩く楽しみの一つは、普段は見かけない面白い食材と出会えること。
食卓にちょっと珍しいものや季節のものを並べたら、家族と話が弾んだり、より美味しいご飯やお酒を楽しむことができます。このお店には、そんな食の喜びがたくさん詰まっているのです!
船橋市場を訪れたら、ぜひ一度は訪ねてみてくださいね。

棚にもズラリ、上段に金粉も発見!!

 

今回取材したお店

●松丸水産

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