本日のお品はコレ! ホウボウです。
ホウボウの胸ビレは広げると緑色の大きなうちわみたいですが、そんな姿で海の底をはいずりまわっているんだとか。
名前の由来は鳴き声からとのことですが、もちろん売り場では生きていませんので一度も聞いたことはありません。
冬場が一番脂がのっていて美味しいようですが、一年中入荷していますので、白身の刺身が食べたくなったときはよく買っちゃうんですよね~ なぜならいつでも美味しいから。
最近は、写真のようにブランドの札が付いているホウボウも入荷しています。
ホウボウは小さくても美味しいから、お手軽にさばけて初心者にオススメなんですよ。

先にヒレを切り落としてからペットのキャップでウロコを取り、エラ・ワタ取って腹の中を洗いました。

魚体が丸いけれど、普通にさばけます。

腹骨すいて、残った小骨を抜いて、皮を引いて・・・

ハイ! 盛り付けました。

お味のほうですが、歯ごたえは絶妙なマッタリ感で、脂の旨味がジュワ~と出てきて、いくらでも食べられそうな美味しさです。
甘みのある上品な白身の刺身だから、お酒は辛口の日本酒をオススメします。
もちろん、アラからはいい出汁が出るので汁物に使いましょう。
ホウボウは何度も紹介していますが、安くはないけれど高くもない・・・なのでとっても便利な魚です。
いろいろな魚に出会えるところが市場のいいところ。
それでは皆さんのご来場をお待ちしています。