年末年始・おせち料理はこだわりの厳選食品がそろう「滝友商店」へ
今年で50年を迎えた船橋市場。令和元年となった2019年も残すところわずかとなりました。一年の締めくくりとなる年末、新しい年が始まるお正月は、いつもよりちょっと美味しいものを食べたいですよね。
今回は厳選した食材をそろえている「滝友商店」さんへうかがいました。年末年始の買い出しに最適! 水産物部仲卸店舗売り場の1号通路にある、イルミネーションが目印のお店です。
本当に美味しいものだけをそろえているから、全てがお勧め品!
取材時は11月末。まだお正月品は多くありませんでしたが、店頭にはたくさんの商品が並んでいました。
オーナーの滝口英子さんが切り盛りするお店は、値段がわかりやすくかつ商品が見やすく工夫されています。商品一つ一つに敬意を感じるほど! 店内も整理整頓されており目を引きますね。
扱っている商品は実にさまざま!
老舗メーカーの「干物」や、北海道の「虎杖浜たらこ」、石巻の「金華さば」など。
真空パック詰めされた冷凍の魚は、鮮度を保ちつつ長持ち。体裁が良いものも多く、贈答品としても喜ばれているそうです。
”脂がたっぷり”というのが美味しい魚のイメージとして抱きやすいですが、魚の本来の美味しさを感じられるかどうかが重要だといいます。
最高級のミンククジラのベーコンや、紅鮭・銀鮭はしっかりと丁寧に塩漬け加工をされたもの。
効率のみを重視せずに、味の追求を優先させ手間暇かけて扱われたものは、他と味が全く違うのだとか。
「値段が高いと思う商品があるかもしれないけれど、それはそれだけ手間がかかっているということ。
ねぎってくるお客さんには、そういう背景も知ってほしいな」
その話を聞くと、まさに納得。ひとつの商品を作るためにたくさんの人が苦労し関わってきたという、ストーリーを感じることができます。
年末年始に向けては、正月料理に使う出汁の定番の「昆布」や、柔らかな栗が特徴で毎年大好評の「栗きんとん」、食卓を豪華に彩る「カニ」など、お正月に食べたい食材が一通りそろいます。
ニシンとししゃもの卵を甘酢で調味した珍味(「お寿司屋にしん」)など、お酒のつまみも豊富にありますよ!
ここだけしか買えない「アボカドポーク」はおせち料理にも大活躍!
「初めてアボ豚を食べた時『美味しい!』と感動して、うちで売りたいと申し出ました。
アボ豚はレストランやホテルでの取り扱いはありますが、店頭で買える店はなかなかありませんよ。
良質な美味しいお肉は、お正月料理にも最適です!」と滝口さん。
アボ豚はアボカドオイルを混ぜた特殊飼料を食べ、新しい放牧スタイルで飼育されています。アボカドに含まれるオイルは75%以上がオレイン酸。これによって肉質は柔らかく旨味たっぷり。イベリコ豚以上に美味しいと評判だとか。
滝口さんのご厚意でいただき、後に試食してみたところ、上質な肉質ととろける脂に感激。しつこさや臭みが全くないことに驚きました。
アボ豚はおもてなしにもお勧め。ステーキ、ローストポークや煮豚にして、お重に入れても豪華です! 湯煎してそのまま食べられる調理品も用意してあるので、ちょっと品数が足りない時にプラスしても良いですね。
アボ豚の他にも、スーパーではなかなかお目にかかれないお勧め品がたくさんあります。
「船橋バクダン」は、小松菜とホンビノス貝のクラムチャウダーが入ったコロッケ。
ひらの農園の小松菜パウダーと船橋産のホンビノス貝が使用されている船橋愛あふれるコロッケは、中はとろ~り、綺麗なグリーン色をしています。180℃でじっくり3分半揚げたら、逸品出来上がり! 親戚などが集まる年末年始、船橋ならではのおかずも話が盛り上がりそうです。
自分が美味しいと思ったものを売りたい、オーナーの滝口さんのこだわり
滝友商店は船橋市場ができた当初からお店を構え、今年で50年。ご両親がお店を切り盛りし、主に鮭やたらこを扱っていました。
そんな環境で育った滝口さんは、20年ほど前にお店を継ぎます。もっとお客さま視点で美味しいものを食べてもらいたい、そんな思いから徐々に扱う食材を増やしていったといいます。
かつてはお店の方針に関して先代とぶつかったことも多かったそうですが、現在多くの厳選食材を扱う唯一無二のお店として、たくさんのお客さんに愛されています。
「お正月向けのよくある商品でも、美味しくないものは売りたくない。添加物が多く入ったものは食材の味がしないし、後味が悪いでしょう?私自身、昔から手作りの料理を食べて育ったから、お蔭様で味には厳しい。
お店で扱うものはできる限り実際に食べて、お客さんには正直に伝えちゃう。お客さんも、そういう考えを理解してくれるから、ほとんどがリピーターなのよ」
滝口さんのこだわりが、お客さんとの信頼関係を生み出しているんですね!
滝友商店では、12月23日(月)から年末年始に向け商品の販売を行います。
お勧めの来店時間は7時半から10時くらい。年末はお客さんが多いため、滝友商店は12時近くまで営業していますが、市場の他のお店にも立ち寄る予定なら少し早めが良いかもしれません。
船橋市場は年末年始の買出しにピッタリの場所
今年(2019年)の年末の船橋市場は、12月23日(月)から12月30日(月)まで連続して営業します。
駐車場は毎年大変混んでおりますので、ご近所の方は徒歩でのお買い物をお勧めします。
以下は別日に早朝の卸売場で撮影された写真です!カニやかずのこなど、年末販売に向けた食品が並んでいました。
年末の市場には、これ以外にも様々な商品が並びます!
※船橋市場は、31日(火)~1月4日(土)まで休市日、1月5日(日)から通常営業になります。詳細は営業カレンダーをご確認ください。
今回取材したお店
株式会社 滝友商店
※写真の価格表記につきましては、令和元年11月の取材時のものです。
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