本日のお品はコレ! アイナメです。
アイナメはこれから産卵期に向かってオスは金色に輝くとのこと。
「アブラメ」と呼ばれるくらい脂がのっていておいしい魚です。
身は白身で淡白な味わいから、活けで入荷したものは夏の高級魚扱いになるようで、そこそこの高級店に行かないと出会えません。
しか~し、市場では通年入荷していますので、いつでも高級店のお味を楽しめます。
今回はちょうど1キロありました。
かわいらし顔をしていますね。 反対側はザックリ活〆の包丁痕があります。
ヒレを切り落として、ウロコをペットボトルのキャップで取りました。
頭落として腹の中を洗ったところ。
まずは腹側を切り込んで・・・
お次は背中側を・・・
真中の骨を断ち切ります。
腹骨をすき取りました。
今回は大きめだったので、小骨は抜かず切り落としました。
皮を引いてサクになったところ。 皮は強いので簡単です。
こちらのサクは皮をバーナーで炙ります。
こんな感じになりました。
盛り付け完了! 左は皮を引いたもの。右は炙ったもの。
お味はのほうは、しっかりと脂がのっていて甘みがあり、とっても上品な美味しさです。
しかも、身が柔らかくクセがないから、誰にでも喜ばれると思います。
炙りのほうは、皮目の脂が楽しめて、香ばしさがバッチリなんですよ~ コレ、間違いなくハマります。
アイナメは油料理にもよく合うから、半身を刺身、残りを天ぷらや唐揚げにするなど、使い方は色々あるから一本買っても大丈夫!
スーパーではなかなか手に入らないから、市場へアイナメをゲットしにGOGO!!
高級店のお味にチャレンジしてみてはいかがですか。
ところで、魚と一緒に包丁が写っているのはなぜでしょうか? それは魚の大きさ比較のためなんですね~
さばきに使う出刃包丁ですが、今回使ったのは刃渡り4寸半=13.5センチです。
箱ちゃんは、これと5寸半=16.5センチの2本を使い分けていて、骨が硬い大型の鯛やブリをさばく時はこちらを使います。
ついでに、刺身包丁は刃渡り8寸=24センチで、和包丁は基本的にこの3本を使っています。
でも、イワシやアジ、イカなどは普通の洋包丁の出番になりますが、しっかりと研いでよく切れる状態を維持しています。
魚さばきに慣れてくると、道具や切れ味にこだわるのもいいかも。
切れる包丁だとキレイにさばけて、楽しさが倍増すること間違いありません。
これから出刃包丁を買おうかな~ という方は、5寸=15センチを選べば間違いないでしょう。
市場では包丁などの調理道具も扱っていますし、研ぎも承りますので、ぜひ関連店舗にも寄ってみてください。
それでは皆さんのご来場をお待ちしています。
魚をこよなく愛する箱ちゃんが旬の魚や美味しい食べ方を発信!
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