本日のお品はコレ! メダイです。
メダイは漢字で書くと目鯛となりますが、マダイとは全く別の種類です。もちろん見た目も全く違いますが・・・
メダイの食べ方は、西京漬けなど切り身にして焼いていただくのが一般的で、料亭の宴会料理の焼き物の1品として出されることが多いですね。
大きくなると脂がたっぷりのって素晴らしいお味になるようですが、見た目はどちらかというとグロいほうで、表面のヌメリがすごくてすごくて、さばくまでの処理も大変です。
でも、ウロコは取りやすいし、骨も柔らかいので、さばき始めれば簡単なほうかも。
今回は1.2キロの小型のメダイをさばきます。

名前の由来は大きな目だから。

ウロコ取ってエラ・ワタ抜いて準備完了。

あとはいつも通り・・・



メダイはどう頑張っても、皮を引いた後の残った銀がまだらになってしまい、見た目が汚らしくなってしまいます。

ハイ、盛り付け完了!

お味のほうは、小さかったせいか脂のノリはいまいちでしたが、甘さがあって上品な美味しさでした。
メダイは身質が柔らかいので、子供にも食べやすい魚ですね。
1尾を全部刺身だとさすがに飽きちゃうので、残った半身は塩焼きにしましたが、こちらもとっても美味しくいただきました。焼いても身が硬くならないし、水分が飛んで旨味が凝縮される感じです。
もちろん、アラを使った味噌汁も絶品でした。
今度は4~5キロクラスのメダイを仕入れて、メダイ祭りをやりたいなあ~
いろいろな魚に出会えるから市場っていいところですね。
それでは皆さんのご来場をお待ちしています。